施工事例– Works –

【トップダウンで工期 30 %短縮】水戸市 SRC 造 8 階建オフィスビル 240 坪の解体工事

交通量の多い県庁通り沿いでも通行規制ゼロ。工期 52 日で更地化
所在地
茨城県水戸市
施工期間
3カ月間
施工内容

SRC(鉄骨鉄筋コンクリート)造 8 階建オフィスビル(延床 240 坪)解体
‐ トップダウン工法(タワークレーン+パネル化搬出)
‐ 仮囲い 550 ㎡/仮設エレベータ 1 基/夜間静音重機 2 台
‐ 粉じん自動散水システム 24 時間稼働
‐ アスベスト事前調査(レベル 2 一部除去)・電子届出
‐ 杭頭処理 16 本/地下躯体撤去 120 ㎥
‐ 再資源化率 82 %(鉄骨 100 %・コンクリート 96 %)

ご要望・課題

・国道沿いで昼間の交通規制が難しい
・周辺に官公庁舎があり、騒音・振動基準が厳格
・建替え計画がタイトで、杭抜きまで 60 日以内に完了したい

当社は「夜間主体のトップダウン施工」「24 h 粉じん散水+静音ブレーカー」「杭頭処理パッケージ」を提案し、行政協議を含めスケジュールを最適化しました。

施工ポイントとビフォーアフター

・トップダウン × パネル化搬出で安全・高速
上層階を 3 m × 3 m パネルにワイヤーソーで切断し、タワークレーンで地上へ降下。落下物リスクをゼロに抑え、従来工法より工期を 30 %短縮しました。

・夜間静音重機+散水ミストで環境基準クリア
20:00〜翌 5:00 を主作業時間とし、騒音 75 dB/振動 70 dB 以下を維持。PM2.5 濃度は環境基準の 65 %に抑え、官公庁からのクレームはゼロ。

・杭頭処理・地下躯体撤去まで追加費用なし
杭頭 16 本を 50 cm 頭切り後、地下ピットを 1.5 m 深で完全撤去。再開発ビルの基礎設計にそのまま引き継げる整地精度でお引き渡ししました。

この記事の目次